【おせち】お正月のお雑煮の意味が知りたい!お雑煮の簡単レシピも紹介

お正月になるとおせちと一緒に「お雑煮」をよく食べますよね?

お正月の定番料理といってもいいほど欠かせない「お雑煮」。

お雑煮は、お正月以外にも、お餅が好きな人は普段からよく食べているという人も多い、お餅を使った料理の一つです。

そのお正月におせちと一緒に食べる「お雑煮」にどんな意味や由来があるか皆さんご存知でしょうか。

この記事では、毎年楽しみにしているほどおせち料理大好きな私が、お正月に食べる「お雑煮」に込められている意味やいわれなどを詳しくご紹介します。

はるか

その他にも「お雑煮」の簡単レシピもご紹介しますので、是非最後まで読んでくださいね♪

>>【まとめ記事】おせち料理の具材の意味は?【定番の中身】食材や材料の意味を紹介!

目次

お正月に「お雑煮」を食べる意味を知っている人の割合を調査

今回、お雑煮に込められた意味を知っている人はどのくらいいるのか?アンケート調査した結果がこちらです。

お正月に「お雑煮」を食べる意味を知っている人の割合

※調査アンケート(n=32):2021年10月実施 ミルトーク

お正月にお雑煮を食べる意味を知っている人の割合は約28.1%でした。

はるか

お雑煮大好き!!!でも、私もお正月にお雑煮を食べる意味は知らなかったうちの1人です・・

では早速、お正月に「お雑煮」を食べる意味・理由(いわれ)について紹介していきます!

お正月に「お雑煮」を食べる意味・理由(いわれ)

お正月に「お雑煮」を食べる意味・理由

「お雑煮」の名前の由来は、いろいろな材料を混ぜて煮込んで(煮雑ぜ)作ることに由来していて、新年初めての火で時間をかけて煮込み、元日に食べたのが始まりだと言われています。

お雑煮の材料は、餅や農産物、海産物などで、これらは正月の神様へのお供え物であり、その年の豊作と幸福をもたらすと言われています。

年神様へのお供え物には霊力があると信じられていて、お雑煮を食べることで「お供え物を食べることで年神様の力を受けることができる」と言われていました。

そのため、お雑煮には神様のお供え物を食べることで、人々はお腹を満たすだけでなく、神様の力を受けることができたと信じられています。

豆ねこ

お正月の飾りである門松も、年神様を迎えるために飾られるようになったんだって♪

祝い箸

祝い箸

お雑煮を食べるときには、両端が細くて長い祝い箸を使います。新年の始まりに使うにはとても縁起の良いお箸です。

このお箸は、両側の先端が薄いことから「祝い箸」と呼ばれています。

箸の両側が細いのは、片方は人間(自分)が食べるときに使い、もう片方は神さまが食べるときに使うからです。

これを「神人共食(しんじんきょうしょく)」といいます。

昔は、神様が食べるものには特別な力があると信じられていたり、神様にお供えしたものを人がいただくことで、神様のご利益を得ようとしていました。

【お雑煮】「関東」と「関西」の違い

【お雑煮】「関東」と「関西」の違い

「関東風お雑煮」「関西風お雑煮」などと言います。

それぞれの地域でお雑煮を作るときの材料は異なります。それぞれの地域で採れた自慢の具材を使って、日常ではなかなか入手できない食材や、高級な食材をお雑煮に入れる地域もあるそうです。

お餅の形は「四角?」それとも「丸?」

一般的にお雑煮で使用されるお持ちの形は、関東方面では「四角いお餅」を使い、関西方面では「丸いお餅」を使います。

しかし、以前はどちらも丸い餅を使っていました。江戸時代(1603〜1868)になると、江戸(関東)周辺では、丸い餅ではなく、効率的に作れる四角い餅が一般的になったということです。

丸いお餅を使うようになった理由は諸説ありますが、そのうちの1つは、「餅の角が立たないようにして、幸せな人生を送れるようにするため」だと言われています。

汁は「醤油?」それとも「味噌?」

西日本では、「味噌」を基本とした汁物、東日本では「すまし汁」と呼ばれる「醤油」を基本とした汁物が多く使われています。

京都がお雑煮の発祥の地といわれていて、京都の食文化の影響を受けたことで、関西でも味噌を基本としたお雑煮をを行くる文化が広まったそうです。

白味噌を多く使う京都ですが、日本海側の地域や一部の山間部では赤味噌を使ってお雑煮を作ります。

関東地方で醤油を日本としたお雑煮に変わったのは、武家文化の影響と言われています。”味噌 “という言葉には「失敗する、面目を失う」という意味があり、武士は味噌を入れることを好まなかったからです。

また、西日本では味噌仕立てが主流であっても、関西から離れると味噌仕立てではないお雑煮がたくさんあります。

豆ねこ

場所によって汁の味が変わるんだね!

はるか

次は地域によってお雑煮に入っている具材を紹介します♪

お雑煮の中身(具材)|種類

お雑煮の中身(具材)|種類

・参考サイト:niftyニュース

お雑煮は、地域ごとに異なります。その人に、「どんなお雑煮を食べているか」聞けば、その人がどこに住んでいるかがわかると言われています。

ここでは地域よってお雑煮に入っている人気の具材を紹介します。

【北海道】

1位 「鶏肉」62.5%

2位 「みつば」60.0%

3位 「かまぼこ」39.2%

【東北】

1位 「鶏肉」53.5%

2位 「みつば」49.7%

3位 「大根」36.5%

【北陸・甲信越】

1位 「鶏肉」40.7%

2位 「大根」40.0%

3位 「かまぼこ」38.7%

【関東】江戸雑煮

1位 「鶏肉」58.0%

2位 「みつば」47.4%

3位 「かまぼこ」41.3%

【東海】

1位 「かまぼこ」43.0%

2位 「削り節」42.3%

3位 「小松菜・ほうれん草」40.5%

【関西】京都雑煮

1位 「大根」54.7%

2位 「にんじん」41.0%

3位 「みつば」32.9%

【中国・四国】

1位 「かまぼこ」44.2%

2位 「大根」38.7%

3位 「にんじん」27.6%

【九州】

1位 「かまぼこ」53.5%

2位 「鶏肉」43.4%

3位 「大根」24.0%

・参考サイト:niftyニュース

豆ねこ

地域によって入っている具材が異なる「お雑煮」って面白いね♪

はるか

出身が違うお友達がいたら、地元ではどんなお雑煮を食べていたか聞いてみましょう!

お雑煮の簡単レシピ(作り方)|材料やコツ

お雑煮の簡単レシピ(作り方)|材料やコツ

「白みそ」の簡単お雑煮レシピ

<材料>(2人分)

・お餅(小餅):2個

・白味噌:約70g

・大根、ニンジン(型抜き):各2枚

▼だし汁 A

・水:400cc

・和風だしの素(顆粒):4g

▼仕上げ

・三つ葉:適量

・柚子の皮(せん切り):少々

<作り方>

  1. お餅を焼いておきます。
  2. 大根、ニンジンは梅の型抜きをして、ラップで包みレンジで2分加熱します。
  3. 三つ葉はラップで包み、30~40秒加熱し輪に結んでおきます。又は1~2cm巾に刻んでおきます(その場合は、レンジで加熱しません)
  4. 鍋にAを煮立たせて、白味噌を加え沸騰直前に火を止めます。お碗に①、②を盛り上から注ぎ入れます。
  5. ③と柚子の皮をのせて、出来上がりです♪

「めんつゆ」で作れる!簡単お雑煮レシピ

<材料>(1人分)

・お餅:2個

・濃縮めんつゆ:100cc

・きざみねぎ:少々

・のり(味・焼きどちらでもOK):1枚

・水:250cc

<作り方>

  1. お餅を少し焦げ目がつくくらい焼きます。その間に、鍋にめんつゆと水を入れて温めます。
  2. 焼いたお餅を鍋に入れて少し味が浸みこむ程度煮て、すぐにお椀に入れてください。
  3. 刻みネギと海苔をトッピングしたら出来上がり♪
豆ねこ

これはとっても簡単にできるね♪

「まつたけ風味」の簡単お雑煮レシピ♪

<材料>(1人分)

・お餅:1~2個

・マツタケのお吸い物(市販品):1パック

・三つ葉:2~3本

・柚子の皮(せん切り):適量

<作り方>

  1. お餅は焼いておく(焼くと言うよりは膨らましておく)。
  2. 三つ葉はラップで包み30~40秒加熱し、輪に結んでおきます。
  3. お碗に焼いたお餅を用意し、マツタケのお吸い物を入れ、お湯を注ぎ入れます。
  4. ③に②、柚子の皮のせん切り加え出来上がりです♪
はるか

いい香りのインスタントのお吸い物は、熱湯を注ぐだけでひとり分ならとっても便利ですね♪

豆ねこ

松茸のお雑煮!美味しそう♪

お餅の保存方法・保存期間

お餅の保存方法・保存期間

ついついお正月だと多く買いすぎてしまったり、多く作りすぎてしまうことがよくあります。

お餅の「保存方法」と「保存期間」を紹介しますので、余ってしまったお餅があるときは参考にしてみてくださいね♪

冷蔵保存

冷蔵保存で約2週間の保存が可能です。

しかし、手作りのお餅や開封した市販のお餅は、カビが生えやすいので常温保存には適していません。

乾燥を防ぐために、1個ずつラップで包むか、保存袋に入れて冷蔵庫で保存してください。

冷凍保存

お餅は冷凍庫で約6ヶ月間保存できます。

お餅を長持ちさせたい場合は、冷凍保存がおすすめです。

お餅を冷凍する場合は、くっつかないように1つずつラップで包み、保存袋に入れてください。

【まとめ】お正月に「お雑煮」を食べる意味は「神様の力」を受けるため!

お正月に「お雑煮」を食べる意味は「神様の力」を受けるため!

いかがでしたでしょうか?

お正月におせちと一緒に食べる「お雑煮」の意味を紹介させて頂きました。

お正月に食べる「お雑煮」理由は、「お供え物を食べることで年神様の力を受けることができる」という、意味が込められていることがわかりました。

その込められた意味を知っていることで、次食べるときは、より美味しく感じられるかもしれませんね♪

簡単に作れるお雑煮のレシピもご紹介させて頂いたので、機会があればぜひ挑戦してみてくださいね!

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