鬼滅の刃シリーズに登場する鬼であり医者でもある珠世さん。
鬼でありながら、初対面で炭治郎を助けるなど鬼舞辻無惨に対して恨みを持っているとも考えられます。
自ら鬼を作り出すこともできる珠世さんは、過去に鬼舞辻無惨に鬼にされたことは間違いありません。
過去に一体どんな関係があったのでしょうか?
詳しく調べていきます!
※この記事はネタバレを含みます
【鬼滅の刃】珠世さんと鬼舞辻無惨の関係は?

引用:鬼滅の刃コミックスより
珠世さんを鬼にしたのは、鬼舞辻無惨本人です。
鬼となったのは、300年以上も前と考えられています。
珠世さんには、夫と子供がいましたが自身が病で命が短いことが判明。
そんな時に、鬼舞辻無惨と出会ってしまったのです。
子供が大人になるのを見届けたかった珠世さんを、鬼としたのでした。

結局珠世さんは鬼になって夫と子供を食い殺したって無惨は言っていたね。

でも子供の成長を見届けるために鬼になったんだよね?
無惨は鬼になると人を食べなければ生きられないことを説明していなかったってことなのかもしれないね。
珠世さんは、鬼となり自暴自棄となってしまい大勢の人を殺してしまったことも自身で発言しました。
珠世さんにとって鬼舞辻無惨とは、最も妬ましい存在といえるでしょう。




戦国時代(300年以上前)に無惨と共に行動していたのはなぜ?

引用:鬼滅の刃コミックスより
珠世さんは、日の呼吸の子孫である継国縁壱と一度対面しています。
その際鬼舞辻無惨と共に行動していたのです!
恋人同士だったことも考えられますよね。
鬼狩りである縁壱によって斬られた無惨は、頸を斬られ自らの肉体が再生することがありませんでした。
そして、無惨と共に行動していた珠世さんは、縁壱に対し攻撃をすることはしなかったのです。
むしろ、目をきらきらさせ希望の光で頸を切られた無惨を見つめていました。
縁壱が無惨にとどめを刺そうとした瞬間、1800個の肉片となり散らばったのです。
すると、珠世さんは悲鳴をあげ悔しそうに泣き叫びます。
「死ねば良かったのに!!生き汚い男!!鬼舞辻無惨…!!」
二人は、まったく恋人同士ではありませんでした。
珠世さんが、鬼舞辻無惨と共に行動していたのは鬼という立場上支配されていたからと考えられるでしょう。
鬼でありながら鬼舞辻無惨の支配(呪い)を解けたのはなぜ?
鬼となった者は、体内に鬼の始祖である鬼舞辻無惨の血が流れます。
強い鬼ほど濃い血が流れますが、基本的に全ての鬼は無惨から支配され呪われるという形になるのです。
しかし、珠世さんは炭治郎と出会った際には無惨からの呪いを解いていました。
継国縁壱によって頸を切られ、肉片となって飛び散った無惨は死ぬことはありませんでしたが完全に弱体化しました。
その際に、珠世さんは無惨の支配から一時的に解放されたのです。
そのため、現代においても唯一彼の支配から解かれた大変貴重な鬼ということになります。





【鬼滅の刃】珠世さんと愈史郎の関係は?

引用:鬼滅の刃コミックスより
珠世さんの側に常にいる鬼である愈史郎。
愈史郎は、珠世さんによって鬼となった唯一の存在です。
通常は、鬼舞辻無惨の血が体内に流れることによって耐えられた者のみが鬼になることが可能。
しかし、珠世さんは300年以上前に鬼舞辻無惨の呪いを解いているため愈史郎を自らの医術により鬼とすることができたのです。
珠世さんが鬼となったのは、病により自身の子供の成長を見届けたいと理由でした。
愈史郎も病で命を落としそうになっていたところ、珠世さんに鬼になっても生きたいかと問われます。
自身も鬼となってしまったため、人でなくなってしまうことはつらく苦しいことも伝えました。
しかし、愈史郎は珠世さんのに恩があり好意を持っていたため鬼となり一生側にいたいという気持ちが強く決断したと考えられます!
珠世さん自身も200年以上かけて、鬼にできたのは愈史郎ただ一人と発言していることから相当大変だったこともわかりますね。

愈史郎くん、珠世さんのことが好きすぎてなんでも
言うこと聞いちゃうところが純愛って感じで素敵だよね!

珠世さんも自身がつらい経験しているからこそ
かなりの覚悟をもって愈史郎くんを鬼にしたことがわかるよね!
珠世さんと愈史郎は、切っても切れない特別な絆で結ばれている関係ともいえるでしょう!



【鬼滅の刃】珠世さんの猫の名前は茶々丸

引用:鬼滅の刃コミックスより
珠世さんには「茶々丸」という使い猫がいます。
茶々丸は、愈史郎の視覚を操作する血気術により鳴き声が聞こえない限り姿を見せることはしません。
珠世さんは、炭治郎にある二つのお願いをしました。
- 禰豆子の血の変化を調べさせてほしい
- 鬼と戦った際に鬼舞辻無惨の血の濃い鬼から血液を採取してほしい
茶々丸は、鬼と戦った炭治郎から血を預かって珠世さんの元へ届ける際に登場します。
姿を見せずに、炭治郎に近づくことができるため茶々丸はとっても貴重な存在だったのです。
また、茶々丸は鬼ではありませんでしたが鬼舞辻無惨との最終決戦の直前で珠世さんの手によって鬼となりました。
猫のため、自分の意志で鬼になるか決断できないのは申し訳ないと考えたとも。
しかし、自身が亡くなってしまった時に愈史郎がひとりぼっちになってほしくないと考え鬼にする決断に至ったようです!


【鬼滅の刃】珠世さんの能力(血鬼術)は?

引用:鬼滅の刃コミックスより
珠世さんは、浅草で炭治郎と鬼舞辻無惨が初対面した際に近くにいました。
無惨によって通行人が鬼にされ、取り押さえる炭治郎を手助けする形で血気術を使用。
珠世さんの血気術は「惑血 視覚夢幻の香」という術です。
自身の腕を爪で引っ掻き血を出すことで、周囲に香りを出す幻覚を見せることで視覚を妨げます。
人を傷つけるといった血気術ではないため、炭治郎も人を殺すような鬼ではないことを一瞬で察したのです!
その後、無惨の部下である十二鬼月を名乗る鬼(実際は違った)に対しても「白日の魔香」という血気術を使用。
敵鬼の脳機能を低下させ、嘘をつくことや秘密を守ることが出来なくなるという術でした。
結果、鬼舞辻無惨の呪いが発動され鞠を使う鬼「朱紗丸」を自滅させることに成功したのでした!

【鬼滅の刃】珠世さんの最後の死亡シーンがひどすぎる

引用:鬼滅の刃コミックスより
珠世さんは、鬼舞辻無惨によって最終決戦の場である無限城で、握り潰され死亡してしまいます。
このシーンは、頸から上だけとなり崩れ始めている涙を流す珠世さんの目に指を刺している点も非常に残酷との声も多くあがっています。
鬼殺隊当主の産屋敷耀哉による依頼で、鬼舞辻無惨を殺すための薬を蟲柱である胡蝶しのぶと共に作成していた珠世さん。
自身も鬼でありながら、無惨に対する恨みは深く、炭治郎に鬼の血の採取を依頼し調べていました。
同じ目的を持った人同士、協力し合って無惨を倒そうという考えで薬を共同開発したのです。
最後は、自身が囮となり無惨に薬を打ち込み怒りを買って亡くなってしまうという悲しい展開だったのです。

珠世さんは亡くなった後も度々無惨から魂を呼び出され
なんの薬を打ち込んだのか聞かれてたよね。

死んでしまった後も無惨の問いかけに答えず
挑発する態度を取っててカッコよかった!
珠世さんの死亡シーンは、かなりひどく描かれていました。
しかし、珠世さんは最後まで自身の家族の仇である鬼舞辻無惨を倒すため、必死で戦ったのです。

【鬼滅の刃】珠世さんの声優は坂本真綾!
珠世さんの声優を務めたのは「坂本真綾さん」です!
- 名前:坂本真綾(さかもとまあや)
- 年齢:43歳(2023年4月22日現在)
- 生年月日:1980年3月31日
- 出身地:東京都板橋区
- 身長:155cm
- 所属事務所:フォーチュレスト
- 夫:鈴村健一
声優活動のみならず、音楽活動や女優、ラジオパーソナリティ、エッセイストなど多方面で活躍しています。
声優では、エヴァンゲリオンのマリ役や黒執事のシエル役など幅広いキャラクターを多彩に演じることでも知られている名声優です。
珠世さんの声は、アニメ鬼滅の刃7話目で初めて聞くことができますよ!
出番は、少ないものの重要キャラクターであるので今後の登場も楽しみですね!